【お客さまインタビュー】(株)カワシマ電気さま

(最終更新日:


「個人事業主として長年、建設業を営んできたが、法人化を機に、公共工事にも挑戦したい」——そのような思いから、弊所に区市町村の入札参加資格申請の手続きをご依頼いただいたのが、東京都練馬区の(株)カワシマ電気さまです。

この度、お忙しい中、お時間をご調整いただき、(株)カワシマ電気の川島社長にインタビューを実施。「個人事業主から法人化された経緯」「公共工事参入のきっかけ」「今後の展望」「人材育成へのこだわり」など、多岐にわたって貴重なお話を伺うことができました。

これから法人化や公共工事参入をお考えの方、経営事項審査(経審)や入札参加資格申請の手続きでお悩みの方は、ぜひ、インタビューを参考にしていただければと思います(ご本人の了承を得て、記事を公開しています)。

インタビュアー:行政書士法人スマートサイド

お客さま情報 詳細
企業名 (株)カワシマ電気
取材対象者 代表取締役:川島さま
本店所在地 東京都練馬区
主な業種 電気工事業(大規模施設の電気設備工事)

業務内容と会社の強みについて


―本日は、お忙しい中、インタビューのお時間をご調整いただき、誠にありがとうございます。まずは、御社の業務内容や、会社の特徴・強みについて教えてください。


弊社は電気工事業を営んでおり、大規模施設の電気工事を数多く手掛けているのが特徴です。大型の病院や商業施設、箱根・小涌谷にある大型リゾート施設など、大手ゼネコンさまからご依頼いただく大規模な案件を中心に対応しています。

建物が完成してから電気設備を作り込んでいく工程になるため、現場の期間も半年から一年程度と、長期にわたるものが多いです。

おかげさまで、発注者さまから「お願いしてよかった」というお言葉をいただくことも多くあります。技術力はもちろんですが、お客さまに寄り添いながら丁寧に仕事を進めることを大切にしているのが、弊社の強みだと考えています。

個人事業主から法人化された経緯


―もともと個人事業主として建設業を営まれていたとお伺いしましたが、法人化に至った経緯を教えてください。


個人事業主として、40年近く建設業を営んできました。一人でやっていたわけではなく、社員を雇いながら仕事をしており、多いときは7名ほどの社員がいました。

年齢を重ね、経験も積んできたこともあり、「法人化して、若い社員を教育しながら、会社をもう少し大きくしていきたい」という思いが芽生えました。ちょうど東京都内(練馬区)に引っ越してきたタイミングでもあったので、条件が揃ったことから、法人を設立することにしました。


―法人化されてから、変化したことはありますか?


個人事業主のときと比べて、責任は格段に重くなったと感じています。社会的な信用という意味でも、しっかりした対応が求められるようになりました。

仕事の内容自体は大きく変わっていませんが、取引先には変化がありました。個人事業主のときは、ゼネコンの協力会社(サブコン)という立場で仕事をすることが多かったのですが、法人化してからは、より大きな会社と直接お取引をさせていただけるようになりました。法人にした方が、大きな仕事や元請けとしての仕事を取りやすくなると実感しています。

公共工事に参入しようと思われたきっかけ


―公共工事に参入しようと思われたきっかけを教えてください。


以前から、同業者の知人が、公共工事の入札を毎年受注していることを知っていました。その会社は社員が5名ほどの小規模な体制にもかかわらず、数億円の工事を受注していると伺い、大変驚きました。当時から「公共工事は利益が出やすい」というメリットも聞いていたので、株式会社にしたら、ぜひ自分たちも参入してみたいという気持ちが強くなりました。

下請けの仕事は、どうしても利益がどんどん削られてしまいます。やはり、元請けとして仕事を受けた方が、利益をしっかり確保できると思います。同業者の実績を目の当たりにして、「うちにもチャンスがあるのではないか」と感じたことが、公共工事参入への大きなきっかけになりました。

今後の展望


―今後の展望について教えてください。


経営事項審査(経審)のランクを、徐々に上げていきたいと考えています。将来的には「一流」と呼ばれるような会社を目指しています。

また、若い社員の育成にも力を注ぎ、社員全員でお客さまのご要望にしっかりと応えられる、きめ細かく丁寧な電気工事を提供していきたいです。長くお付き合いいただけるお客さまとの関係を大切にしながら、将来的には随意契約もいただけるような信頼関係を築いていきたいと考えています。随意契約は利益率も高いので、そこは大きな魅力だと感じています。

若手社員の育成へのこだわり


―社員の育成について、大切にされていることはありますか?


現在、社員は5名、ほかに一人親方として協力いただいている職人さんが2名います。若い社員も多いので、現場で必要な資格は、会社の負担で積極的に取得させています。電気工事士(1種・2種)はもちろん、車の運転免許の取得も会社でサポートしています。電気工事士の資格がないと電気工事そのものを行うことができないため、非常に重要な資格です。

ベテランの職人が現場で若手に技術を教えることも、非常に大切にしています。採用については、広告よりも、社員の知人や友人からの紹介の方が長続きしやすいと感じており、人のつながりを大切にした採用を心がけています。

これから建設業許可の取得や公共工事参入を目指す方へのアドバイス


―これから建設業許可を取得される方や、公共工事への参入をお考えの方へ、アドバイスをお願いします。


一つひとつ、記録や書類を省略せずに揃えていくことが大切だと思います。建設業許可の要件には、数年分の税務関係の記録が必要になるなど、地道な準備が求められます。事務所についても、賃貸物件であれば大家さんの許可を得る必要があるなど、意外とハードルになる部分があります。

また、施工管理やアスベスト調査士など、必要な資格は早めに取得しておくと安心です。私自身、今年に入ってからアスベスト調査士の資格を取得しました。年齢的に新しいことを覚えるのは決して楽ではありませんが、公共工事にはアスベストに関する対応が求められる場面も多いため、取得しておいてよかったと感じています。着実に一歩ずつ準備を重ねていくことが、公共工事参入への近道だと思います。

弊所へのご依頼を振り返って


―今回、弊所に経営事項審査(経審)・区市町村の入札参加資格申請をご依頼いただいて、いかがでしたか?


大変助かりました。経審は書類の種類も多く、正直、手引きを見ても何が何だかわからないというのが率直な感想です。すべて自分たちだけで対応するのは、かなり大変だったと思います。教えていただける専門家がいたことで、本当に助かりました。ありがとうございました。


―ありがとうございます。本日は、貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。


こちらこそ、ありがとうございました。

(あとがき)

(株)カワシマ電気 川島社長のインタビューはいかがでしたでしょうか。
個人事業主として長年、建設業を営んできた経験を土台に、法人化を機に、公共工事参入という新たな挑戦に踏み出された川島さま。そのお話からは、同業者の成功事例から得た「公共工事は利益が出やすい」という気づき、元請けとして仕事を受けることへのこだわり、そして若手社員の育成や資格取得支援に力を注ぐ、丁寧な人材育成の姿勢など、着実に会社を成長させていくための工夫の数々を伺うことができました。

弊所では、(株)カワシマ電気さまの経営事項審査(経審)および区市町村の入札参加資格申請のお手続きをご依頼いただきました。インタビューの中では、「書類の種類が多く、手引きだけでは理解が難しい」というお声をいただき、専門家に依頼する価値を改めて実感していただけたようです。

行政書士法人スマートサイドでは、今後も、建設業許可取得や公共工事への参入を目指す企業さまのお手伝いをさせていただければと思います。

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