東京都の公共工事:東京都電子調達システムでの行政書士への委任方法

記事更新日:

入札参加資格の申請は、建設会社のみなさんに代わって、行政書士が行うことのできる業務です。もし、みなさんのなかに「手続きが難しくて、自分でできそうにない」というい人がいれば、行政書士に手続きの代行を依頼するのも1つの方法です。

もちろん、「得意・不得意」や「専門分野」もあるので、行政書士であれば、誰でもスムーズにできるというわけではありません。そのため、手続きを外注する際には、弊所のような「東京都の公共工事の入札参加資格の申請手続きを専門にしている事務所」に依頼をしてください。

東京都の入札資格の取得を行政書士に委任する場合、「委任状」が必要なわけではありません。東京都電子調達システムにログインした後に「行政書士への委任」画面から委任手続きを行って頂く必要があります。

そこで、このページでは、入札参加資格の申請手続きを行政書士に依頼する際に必要な、「東京都電子調達システム」を使った、「行政書士への手続きの委任の方法」について、解説させて頂きます。

(※)「これから東京都の公共工事の入札参加資格を取得したい」という建設会社の方は、こちらのページ(「東京都の公共工事に入札したい」とお考えの建設会社へ)をご覧ください。手続きの流れを動画で解説し、「取得にかかる費用」や「手続きをご依頼いただいた会社のモデルケース」をご案内しています。
(※)「東京都の公共工事の入札資格は持っているが、よりよい等級・順位を獲得したい」という建設会社の方は、こちらのページ(東京都の公共工事|等級(ランク)が上がらない理由を入札専門行政書士が徹底解説!)をご覧ください。等級算定表をもとに客観・主観点数を改善する方法を解説しています。

1.東京都電子調達システムのトップページ

まずは、「東京都電子調達システム」のトップページに行きます。ネット検索で「東京都電子調達システム」と検索するか、もしくは、下のリンクをクリックすることで、「東京都電子調達システム」のトップページを開くことができます(https://www.e-procurement.metro.tokyo.lg.jp/index.jsp)。「東京都電子調達システム」のトップページを開いた後は、「資格審査」をクリックします。

2.「3.各種手続き」の中の「手続きをする」ボタンをクリック

「資格審査」のページの中には、「1.入札参加資格関係」「2.電子証明書の手続き」「3.各種手続き」「4.行政書士用メニュー」の4つのメニューがあります。「行政書士への委任」は、「・入札参加資格審査の申請」に該当しますので、「3.各種手続き」の「手続きをする」ボタンをクリックします。

 

3.ログイン画面

「ログイン」の画面が出てきますので、「進む」ボタンを押して、次に進みます。この時に、パソコンにICカードリーダを接続し、ICカードリーダに電子証明書を挿入しておいてください。

4.「PIN」番号の入力

「進む」ボタンを押すとPIN番号の入力が画面が出てきますので、「ICカード」と「ICカードリーダ」をPCに接続した状態でPIN番号を入力します。

5.ログイン画面>次へ

ログイン画面が出てきますので、「電子証明書情報」に間違いがないかを確認して、次へボタンを押します。。

6.建設工事等トップページ(上部)

「令和○○年度向け 建設工事等トップページ」が開きます。

7.建設工事等トップページ(下部)

「令和○○年度向け 建設工事等トップページ」を下にスクロールすると、「2.行政書士への委任登録・取消」の部分が見えてきます。今回は、行政書士への委任を行いたいので、「行政書士へ委任する」をクリックします。

8.行政書士登録番号の入力

「行政書士への委任」の画面が出てきます。委任を行う申請の年度を選択しチェックを入れ、委任したい行政書士の行政書士登録番号を入力します。東京都電子調達システムを利用した行政書士への委任では、委任したい行政書士の登録番号が必要になりますので、必ず、事前に、行政書士に確認をしておくようにしてください。行政書士番号を入力出来たら「確認画面へ」をクリックします。

9.委任する行政書士の情報を確認

「行政書士登録番号」「事務所名称」「事務所所在地」「行政書士名」といった、委任する行政書士の情報が出てきます。ここでも、委任する行政書士の名前などに間違いがないかを確認し、上記の内容で委任するにチェックを入れたうえで、「進む」ボタンをクリックします。

10.行政書士への委任が完了

下記の画面のように「行政書士への委任が完了しました」という表記が出てくれば、委任手続きは完了です。行政書士に自動でメール(通知)が送信されるわけではないので、委任されたことに気づかない場合があります。委任が完了した場合には、必ず、行政書士に委任が完了した旨の連絡を入れて下さい。

東京都への入札参加資格の取得手続きは、行政書士へ外注を!

以上、東京都電子調達システムを利用した「行政書士への委任手続きの方法」を解説してきましたが、如何でしたか?上記の手続きを行っていただければ、行政書士が御社に代わって入札参加資格の申請手続きをすることができます。

しかし、上記の手続きを行うには、電子証明書やICカードリーダを取得して、取得した電子証明書やICカードリーダをパソコンで利用できるようにする環境設定のほか、東京都電子調達システムを利用するためのパソコンの環境設定も必要になります。

行政書士法人スマートサイドは、東京都の入札参加資格取得の専門家として

  • 電子証明書やICカードリーダの取得
  • 取得した電子証明書やICカードリーダをパソコンで利用できるようにする環境設定
  • 東京都電子調達システムを利用するためのパソコンの環境設定
  • 御社に代わっての入札参加資格の申請手続き

のいずれも行うことができます。

申請手続きはもちろんのこと、電子証明書の取得やパソコンの環境設定、このページで解説した行政書士への委任は、手続きが煩雑で、非常に骨の折れる作業です。もし、東京都の入札参加資格の申請でお困りの際は、ぜひ、行政書士法人スマートサイドに手続きをご依頼ください。

ご相談の予約・お問い合わせ
当法人への依頼を検討中のみなさまへ。私たちが提供するのは、「確かな専門知識」と「豊富な実績」に裏打ちされた、結果を出すためのサービスです。法人としての「組織力」と「責任感」を持って、複数名の専門スタッフが一丸となってお客さまをサポートし、「経営事項審査の申請」「入札参加資格の取得」をスムーズに進めることをお約束いたします。
お電話でのご相談の予約

「公共工事のホームページを見た」とお伝えください。

受付時間:平日7:00-15:00(土日祝休み)
メールでのご相談の予約・お問い合わせ




    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    ページトップへ戻る