相談者:建設会社社長
技術職員30名程度、総完成工事高10億円超の都内にある建設会社の社長です。東京都の公共工事にチャレンジしたいと考えておりますが、とても、素人にはできそうにありません。貴法人に東京都の公共工事の入札参加資格の取得手続きを代行してもらいたいのですが、まずは、どういった手順を踏めばよいのか?教えて頂けますでしょうか?
回答者:行政書士
かしこまりました。東京都の公共工事の入札参加資格の申請は、電子申請のため、知識ゼロの人が手続きを行うのは、相当難しいと思います。弊所にて、しっかりサポートさせて頂きますので、ご安心ください。まずは、手続きの流れについて、簡単にご案内させて頂きます。
東京都の公共工事/入札参加資格取得手続きのご依頼の流れ
このページでは、東京都の公共工事の入札参加資格の取得手続きを弊所にご依頼頂いた際の手続きの流れについて、簡単にご案内させて頂きます。なお、経営事項審査を受審して、総合評定値P点を取得していることを前提にしています(※経営事項審査を受審していない会社は、先に経営事項審査を受けることが必要になります)。
【1】 | メールフォームからのお問い合わせ
まずは、メールフォームからお問い合わせください。建設業許可の取得状況、経審の受審状況など、御社の詳細な情報を記載して頂くと、手続きをスムーズに行うことができます。電話でのお問い合わせ・無料相談・手続きについての確認は、承っておりませんので、あらかじめご了承ください。 |
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【2】 | 入札用電子証明書+ICカードリーダの購入申込、受取代行
東京都の公共工事の入札参加資格申請は、「東京都電子調達システム」を利用した電子申請のみになっています。そのため、入札用電子証明書の購入が必要です。弊所では、御社に代わって、「入札用電子証明書」の購入申込・受取の代行をさせて頂きます。 |
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【3】 | 御社へご訪問のうえ、パソコンの環境設定
入札用電子証明書を取得した後には、東京都電子調達システムにログインすることができるように、御社にご訪問のうえ、パソコンの環境設定を行います。なお、遠隔操作で行うこともできますし、パソコンの環境設定を自分でできるという人については、訪問設定は省略させて頂きます。 |
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【4】 | 入札参加資格を申請するための必要事項のヒアリング
決算報告(決算変更届)・経営事項審査の申請書類・経営事項審査の結果通知書などの書類一式を共有して頂きます。そのうえで、入札参加資格を申請するために必要な事項をヒアリングいたします。納税状況や従業員の人数、過去の工事実績など、必要事項をまとめたWordをメールにて送信致します。 |
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【5】 | 東京都電子調達システムを利用した電子申請
電子証明書を取得しパソコンの環境設定を行うことによって、弊所のパソコンから、御社に代わって、電子申請を行うことができるようになります。御社のパソコンからではなく、弊所のパソコンから、申請手続きの一切を行うことができるようになります。 |
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【6】 | 承認後、資格適用および入札名簿への登載
東京都電子調達システムから電子申請が承認されると、「受付票」がプリントアウトできるようになります。また、東京都入札参加資格が御社に適用され、入札名簿にも会社名が登載されるようになります。これによって、東京都の公共工事の入札に参加することができるようになります。 |
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東京都の公共工事/入札参加資格取得手続きでお困りの人へ
行政書士
行政書士法人スマートサイドは、入札参加資格申請の専門家として「東京都の公共工事の入札に参加するために必要な一切の手続き」を御社に代わって、代行することが可能です。おおむね上記の【1】~【6】の流れに沿って、作業を進めますので、「初めての方」や「外部の専門家に手続きを依頼しようと検討している方」は、ぜひ、参考にしてみてください。
なかなか難しい入札参加資格の取得手続き
東京都の公共工事の入札参加資格の申請手続きは、電子申請となっているだけでなく、「電子証明書」や「ICカードリーダ」を購入したうえで、パソコンの環境設定をしてからでないと、申請できないため、かなり難しい部類の手続きに該当します。
他県では、インターネットを利用した電子申請であったとしても、「電子証明書」や「ICカードリーダ」を準備しなくても、資格を取得できてしまうところがほとんどです。東京都の場合は、「電子証明書」や「ICカードリーダ」を準備しなければ、資格を取得することができないという点において、特殊であるといえるでしょう。
そのような特殊な手続きを素人の人が「知識ゼロ」の状態からチャレンジするのは、あまり賢明とは言えません。パソコンの設定の間違いや、申請手続きの不備によって、「本来、参加することができるはずだった工事の案件に参加することができなくなってしまった」ということはよくあることです。
困った時こそ、外部の専門家に手続きの依頼を!
行政書士法人スマートサイドは、入札参加資格の申請手続きを大変得意とした行政書士法人です。冒頭の相談者(建設会社社長)のように『技術職員30名程度、総完成工事高10億円超』といった規模感の法人の申請手続きをサポートすることが多いです。
みなさんの目的は、あくまでも公共工事を落札することにあるはずです。その前段階である「入札参加資格の取得」で、行き詰っている場合ではありませんね。
面倒な手続き、難しい作業は、ぜひ、外部の専門家である行政書士法人スマートサイドにお任せください。1日でも早い、東京都の公共工事の入札案件の落札を心より、祈念しております。